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日本でバリアフリーの取り組みが始まったのは、1970年代はじめのことです。日本での歴史もあさく、仙台で「福祉のまちづくり」がスタートしました。2年後に開かれた「福祉のまちづくり市民のつどい」が開かれたのをキッカケに、全国各地へと広がっていきました。1973年には国土交通省(当時の建設省)が老人、身体障がい者、ベビーカーなどの通行の安全のための通達を出したりしましたが、それからしばらくは何の変化もありませんでした。そんな中、急にバリアフリー化が進み始めたのは、1981年が「国際障がい者年」と決められて以来、いろんな対策が行われてきました。アメリカでは、1990年に「ADA(障がいをもつアメリカ人法)」が成立したのをキッカケに、日本でもさまざまな法律がつくられていったのです。